大学受験に強い理由

高校生を取り巻く環境の変化に合わせた環境作り
人間は環境によって変わる生き物
高校生が勉強をしやすい環境とは?
大学受験は最後の1点が勝負の分かれ目!?

ポイント「大学受験に特化した環境とカリキュラムで最後の1点を掴む」

桜学ゼミでは、高校生のみにスポットを当てて環境作りとカリキュラム作りを行っています。中学生コースとは別の部屋で、別のゼミ長を置くことで、高校生のみに特化した塾を作っています。大学受験を基準に作った環境だからこそ、集中して勉強をすることができます。

また、難関大や国公立大受験は簡単な試験ではありません。決して生徒を甘やかしたりしません。難関大が必要としている基礎力、思考力を“毎日”コツコツと積み重ねるからこそ、最後の1点をもぎ取ることができると考えています。

高校生を取り巻く環境の変化に合わせた環境作り

高校生を取り巻く環境の変化に合わせた環境作り

桜学ゼミにおける、高校生の学習の基本は「毎日コツコツと勉強をすること」です。
しかし、現在の高校生はその毎日の勉強を困難にする要素がたくさんあります。

  • スマホやSNSの存在
  • 日本社会の夜型へのシフト
  • 増え続ける学習内容

スマホやSNSの存在

スマホやSNSは大学受験において、大人が想像する以上に高校生たちに影響を及ぼしています。現在では高2で約90%が個人のスマートフォンを所有しています。(KDDI ジュニア端末に関する調査 2017年)

SNSでは学校外の時間でも様々な会話が行われています。ニュースやゲームやYouTubeなど、仲間同士の会話に必要なものが随時更新されています。その中で、それらの誘惑に打ち勝って勉強に取り組むのは難しいのではないでしょうか。

日本社会の夜型へのシフト

平成の初期や昭和に大学受験をした方の多くは、夜家族が寝静まってから勉強をしていた方が多いのではないでしょうか。
しかし、現在ではこれが凄く難しくなっています。現在はテレビなども深夜まで放送され、スマホなどで24時間なんでもできる状況です。これにより、深夜0時を超えても家族の誰かが起きている状況は多くの家庭で見られています。

これに加えて、スマホやSNSなどで高校生自身のコミュニティーも夜中まで活動を続けています。したがって、少し前のような、誰にも邪魔されずに夜中に勉強に集中できる環境というのは、ほとんど残されていません。

増え続ける学習内容

ゆとり教育の影響で、高校生が3年間で学習する内容は減っていました。しかし、ここ数年で、それらが元に戻りつつあります。
これだけであれば問題なかったのですが、ゆとり教育中の傾向として、「問題文が長くなる」「知識でなく思考力を問われる」という問題にシフトしていました。

今の高校生たちは、学習内容が多いうえに、ゆとり教育で出来上がった流れを受け継いでいるため、膨大な量を大学入試までに勉強しなければいけません。

これに加えて、働き方改革などで、学校の授業時間数も制限されてきており、ますます自分自身で学ぶ力を問われる流れになってきています。

人間は環境によって変わる生き物

人間は環境によって変わる生き物

少し話は変わりますが、人間が成長する上で最も必要なものはなんだと思いますか?

変わるための環境にいること

何かやりたくないこと、大変なことを始めるには凄くエネルギーを使います。例えば、家族全員が居間でテレビを見て談笑しているときに、一人だけ部屋で勉強や仕事をする気になれるでしょうか。何回かに1回でよければ可能だと思います。しかし、それを毎日繰り返していると、途中で今日はいいかな!?と思ってしまうのが人間です。
しかし、家族全員が仕事や勉強をしている空間ならどうでしょうか?その中で、一人でテレビを見る勇気はないと思います。

勉強をしなければいけないけど、できない!そう思っている高校生は多くいます。その一番の解決方法は環境を変えることです。家にいて勉強ができる環境の人は問題ありません。しかし、家で勉強ができない、しにくい、と感じるのであれば、勉強をしなければならない環境に身を置くことが最も簡単な方法です。

高校生が勉強をしやすい環境とは?

高校生が勉強をしやすい環境とは?

以上のような状況を踏まえながら、桜学ゼミでは高校生の学習環境を作り上げています。カリキュラムや指導力はもちろんですが、環境こそ人間を変える最大の要因だと考えています。桜学ゼミの環境作りのテーマは、

毎日、塾に通わなければいけない強制力を感じせること

もちろん、これは脅迫や体罰などではありません。自然な流れで、塾にいかなきゃ!行かない日はなんか気持ち悪いと思ってもらうことです。

桜学ゼミは年中無休で開校し、一人一台の自習机を与えています。そこに勉強するための教材などを置いて帰っています。つまり、塾に来る以外に勉強がほとんどできない状況を作り上げています。
さらに、塾に通っている仲間は、全員がほぼ毎日塾に来ます。高3にもなれば、年末年始ですべての塾やお店が閉まっている中でも、誰一人休まずに塾に来ています。

そのような環境に身を置くことで、塾に毎日行くという習慣をつけてもらいます。塾で勉強をして、家では息抜きをする。場所によってやることを変えることで、体や脳がそのリズムに慣れてくるので、自然と塾にくれば勉強をできる体になってきます。

さらに、ここは桜学ゼミを始めてわかったことですが、塾に毎日通えるようになると、家でも単語帳などで勉強をする時間が確保されるという事実です。僕らも予期していなかったのですが、勉強をする習慣が体に染みついてしまっているのでしょう。

大学受験は最後の1点が勝負の分かれ目!?

大学受験は最後の1点が勝負の分かれ目!?

このような環境作りをすることにより、「基礎力の徹底」を図ることができます。

受験において、テクニックというものは数多く存在します。もちろん、桜学ゼミでもこのようなテクニックは教えていきます。
しかし、このテクニックだけでは大学受験に合格することはできないと考えています。合格を左右する最後のものは1点を掴み取る基礎力

大学受験では、ほとんど同学力の高校生が受験をします。合格判定には、0.01点まで関わってきます。オリンピック競技で0.01秒を争うのと同じことです。あと1点足りずに落ちた!という高校生を数多く見てきました。この最後の1点を掴み取るために必要なことは、毎日積み上げてきた基礎力です。

英単語、歴史の用語、数学の記述力などなど、毎日行って初めて身に着くものが大学受験の結果を左右していると桜学ゼミでは考えています。そのため、以下のことを塾生全員に強制しています。

  • 定期的に行われる単語テスト(目安:1週間で150~200個)
  • 長期休暇中の塾内一斉課題(相当ハードです)
  • 自分の学習スケジュールを立てること
  • 数学における計算練習

これらを徹底することで、基礎力を養っていきます。最初は多くの高校生が辛そうにしています。しかし、だからといって甘やかすことはありません。最後の1点の重みを知っているからこそ、今の瞬間の努力を行ってもらいます。

高3の12月からセンター試験までは、他塾と比べると相当ハードになります。過去に泣いて帰った高校生も多数います。しかし、本番で泣くよりもいいと思っています。きつくても何かの目標に向かって努力する姿勢を忘れないで欲しいと思っています。

大学受験のテクニックだけを教えるのではなく、毎日の学習環境を作り上げ、基礎力を徹底して1点を掴むことに大切さを知っているからこそ、桜学ゼミの高校生たちが試験会場で胸を張って試験に挑むことができているのだと思っています。